ロゼッタストーンとシャンポリオン

20年くらい前に、大英博物館に行った。

 

ロゼッタストーンがエントランス付近に放置されているような状態だったので、少しびっくりしました。

 

このヒエログリフを解読するきっかけになった偉大な岩が、ポツンと放置されていて、通る人がみんな触っていて、劣化するのではないかと心配になるほどでした。

 

この岩は上段と中段と下段に別れています。下段はギリシャ文字です。中段は民衆文字です。そ入れ上段にヒエロギルフが刻まれています。

 

フランス人のシャンポリオンという学者が、これらの3種類の文字は同じ意味のことが書かれているに違いないという仮説を立てて、ギリシャ文字を手掛かりとしてヒエログリフの解読に成功しました。

 

象形文字の解読の難しさは、どちらから読んでいけば良いのかという問題でした。基本的には右側から左側へと読むのですが、人間や鳥類が左側を向いていたら、左側から右側へと反対に読む法則があるようです。

 

大富豪で言うなら「革命」みたいなものでしょうか。しかも神様が上を向いていたら、下側から上側へと読んでいかないといけないらしいんです。これはもう文法的には無茶苦茶ですね。